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憎しみからは・・・ [でもクリ日記]

昨日、NHKの大河ドラマ、「龍馬伝」を見ていて、
そうだよなぁ・・・と深くうなずいたセリフ・・・

「憎しみからは、なんちゃあ生まれん(何もうまれない)」
(このセリフは、このドラマのテーマのように
なっていて、度々出て来ます)

「そんなこと言ったってさぁ、○○はひどすぎるもん、
赦せないよ!」

という考えが、普通だったらよぎってしまうこのセリフ、
でも、龍馬が本当に、このセリフの通りに生きて、
敵同士を結びつけ、
自分自身も敵対する人を受け入れて、
どんどん握手して行く姿を見ると、
その生き方の真実味に、沈黙させられます。
(まぁ、ドラマだから、カッコ良く演出されている
部分もあると思うけれど、歴史的に、
そういう行動をしたことは本当なのですよね)

昨日は特に、身分差別の激しい故郷で
様々な禍根のある相手、とりわけ、
自分の大切な友を殺した藩主、容堂公を、受け入れ、信じ、
命がけで説得する場面がありました。

私はそれを見ていて、
聖書の「平和を作る人は幸い」の言葉を
思い出しました。

平和を作ることは、とても難しい。
自分自身の痛みを厭わず、犠牲を払わなければならない。
過去の恨みを葬り去り、それを愛で覆わなければならない。
赦せないことを、「赦す」と宣言しなければならない。

彼は、日本の未来のために、
そういう困難に挑み、打ち勝ち、
そのために若くして死ぬことになった訳ですが・・・

実際、そういう生き方をせよ、と
クリスチャンの私も、神様から言われているんだなぁ・・・

それは、どこかのドラマの中での話ではなくて、
昔話でもなくて、

現実の私が、今ここでそのように生きろ、
と言われているんだなぁ・・・

私は一体どこまで、受け入れ難い人をも受け入れ、愛し、
平和を作ることができているのだろうか・・・?

***********

ところで、もしも龍馬さんが今の日本に居たら、
何をするのかしらん?
中国に出かけて行って、温家宝さんに何て言うかな?
なんて、ダンナさんと話し合いました。
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さくらそう

私も昨日、あの言葉に感銘しました。
ちょっと前に、キリシタンのお元を助けてイギリスの船に乗せたときも、すごいなあと思いました。
自分の信念を貫き通した生き方って、すごいなあと思います。
私は自分の進行を貫き通して生きていくことができるかなあ。
自分の弱さを知りながら、ゆだねて生きていこうと思います。
by さくらそう (2010-11-15 22:44) 

めう三毛女

さくらそうさん、

そうですね!あの場面、私もすごいなぁ、と思いました。

私は、さくらそうさんからも、ブログを通じてですけれど、たくさん学ばされます。
子供を育てることは、時に薩長連合級の大事業なんだなぁ、と思います。

歴史的には名を残さなくても、それぞれの人生で誠実に闘って生きていることは、
神様にちゃんと覚えられていて、そういう人々が世の中を支えているのだなぁ、と思います。
by めう三毛女 (2010-11-16 09:47) 

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