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金魚のいる生活 [日々の出来事]

うちには3週間前から、金魚がいます・・・
それまではうちには生き物は、ダンナさんと、私と、オリヅルラン、
(あと、生きてない方々・・・ぬいぐるみとかQPとか人形とか・・・)
だけだったのですが、

私が断捨離をほぼ完了したので、
(ほぼ・・・まだ残っている仕事もあるのですが・・・)
ダンナさんが誕生日プレゼントとして下さったのであります!

でも、世話は私一人じゃなくて、
金魚マイスター(別に、資格を持っている訳ぢゃないけど、
そんなに専門的に知っている訳ぢゃないけど、
私よりは経験があるので、勝手にマイスターと呼んでいます)の
ダンナさんといっしょにしています。

9月の終わりに、水槽とかジャリとか、ブクブクの道具とか、
そういった道具を買って来て、
お水のカルキ抜きをして(バケツに水を汲んで置いておく)、
3週間前に金魚をお迎えしました。

お迎えしたのはいずれも和金の類で、
三尾(みつお)と、コメットと、朱文金の3匹でした。

最初は、名前をどうしようか?と
色々と話し合っていました・・・

候補として最初にあがったのは、
キントくん、とキンミちゃん・・・
(ダンナさんが、○○ト、私が○○ミという名前なので)
でも、それはあまりにも安易だし、3匹目からはどうするのか、
(私達の両親の名前から、キンコ、キンノリ、キンル、キンロウ、
にしたら?と提案しましたが、ダンナさんが却下)
という問題があって、没になりました。

次に候補にあがったのが、
作曲家の名前をもじるというもの・・・
キンデルスゾーンとか、キンデル、キーンベルク、
とか、そういう名前があがったのですが、
実際に金魚を目の前にしたら、そういう名前で呼ぶ気が
しなくなりました。

それで、「まぁ、名前はゆっくり決めればいいから・・・」
とか言っていたのですが、それでも金魚のことを話すために、
彼らのことを呼ばなければならないため、
何となく種類名で彼らを呼んでいるうちに、
それがそのまま彼らの名前として定着してしまいました。

つまり、
三尾・・・みつをくん、
コメット(アメリカ原産の金魚)・・・コメットさん、
朱文金・・・シュブちゃん→→→シュブラーシカ、

すると、おぉ!図らずも、日本とアメリカとロシアの名前!
ということで、我が家の水槽は三国同居のような状況になったのです。

ところが・・・

何となくシュブラーシカの元気がないっ!ロシアの危機!

初めから、一番小さくて、動きも少しにぶかったのですが、
(最初は、大人しい種類なのかしら、ぐらいに思っていました、
だって、どういう状態が金魚本来の元気な状態なのかも、
よくわからなかったから)
うちに来て二日目ぐらいから、エサもあんまり食べなくなり、
下でじっとしているようになりました。

そして、よーく見ると、身体に、
3ミリ〜5ミリぐらいの、糸のようなものがあります・・・

ネットで調べてみたら、どうやら、
「イカリムシ」という寄生虫らしい・・・
そして、イカリムシは、強い薬で殺すか(農薬の類を使うらしい)、
人間がピンセットで引き抜くか、しなくてはならないらしい・・・

そして、一度水槽で発生すると、他の金魚にもうつってしまい、
根治が難しいらしい・・・

まだ家に来たばかりでいきなりそういうことになり、
金魚のことがよくわからない私達は、
(ダンナさんも金魚マイスターといっても、
私よりは金魚を飼った経験が長い、という程度なので(^_^;))
一気にブルーになりました。

でも、気落ちしている場合ではない、
シュブラーシカは刻一刻と、弱って行きます。
一度うちの子になった限りは、
私達がたとえ金魚初心者であっても、
私達が出来る限りの手をつくさなければならない・・・

とりあえず大きな水槽から、シュブラーシカだけを小さい容器に移し、
弱った金魚に良いと言われる、食塩水にしてみました。
そして、金魚のお店に行って、本当にイカリムシなのか、
そしてどう治療したらいいのか、確かめました。

すると、イカリムシの薬は、取り寄せないと手に入らない、
(それだけ強い薬なんでしょうね)
そして、薬を使う前に、まずは虫を引き抜け!
教えて頂きました。
そして、その日はダンナさんは出勤中だったため、
私一人でやるっきゃない!
(刻一刻と弱って行くので、ダンナさんの帰りを
待っている時間も惜しかったのです。)

・・・まだ幼魚で、体調が4センチぐらいぐらいしかないのに、
ピンセットで身体に喰い込んだ虫を引き抜くなんて、
身体をつぶしちゃいそうで怖いよ・・・

でも、他ならぬ私が今やらなくちゃ、この子は助からないんだ!
やっても助からないかもしれないけれど、
やれば助かるかもしれないならば、やらなくちゃ!
と思って、エイヤッとシュブラーシカを手でつかみ、
最近老眼になって来たので眼鏡をはずし、
(私はド近眼なのです)
白い虫にアプローチしてみました。

しかし・・・あまりにも魚も虫も小さくて、
取れたのか取れなかったのか、よくわからない。
虫の半分ぐらいは中に引っ込んでしまったような気もする・・・

後でもう一度よく調べてみたら、
イカリムシを引き抜くのは、イカリムシが成虫になってからの方が、
引き抜きやすい、とのことで、
イカリムシもまだ引き抜くには小さ過ぎたのかもしれません。

そしてシュブラーシカはといえば、もう息も絶え絶え・・・
ついに打つ手はなくなり、見ているだけ、
お祈りするばかりになってしまいました。

結局、二日ぐらいして、シュブラーシカは、
天国に帰ってしまいました。

たかが金魚、されど金魚、一度はうちの子になったため、
その命を見送るのは、結構辛かったです。
(特に、弱って行くのをただ見守るしかないのは)

でも、これまで家には、ダンナさんと私しかいなかったので、
それ以外に、命がいるということ、
しかも、私達がお世話しなければ死んでしまうような、
か弱い命がいることは、
金魚にとっては必ずしも幸せではないかもしれないけれど、
私達の生活に大きな恵みをもたらしてくれるのだなぁ、
と、改めて思いました。

ダンナさんも私も、一人っ子で育ち、
お互いにあんまりペットなども飼ったことがなかったので、
(ダンナさんは金魚を飼った経験があるけれど)
きっと他の方は誰でも知っていることを、
今さらながら学びつつあるのかもしれません・・・。

幸い今のところ、他の二匹は元気いっぱいに泳いでいます。
(日米の水槽になった訳ですね・・・(^_^;))
どうぞシュブラーシカの分も、長生きして、大きくなってね。
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ほるん

実家には、15年選手の金魚さんが、一人暮らしをしています。
現在17歳のムスコがまだベビーカー時代、実家の近くの
花屋さんの、新規開店キャンペーン(というほどのものでもなかったが)で
もらってきた子。途中、2匹の仲間が増えたのですが、
姪とムスメの「大変丁寧なお取扱い」でご昇天(泣)。
水槽が小さいので、あまり大きくはなれませんが、金魚さんは、
お家(水槽)の大きさ次第で、「鯉!?」というくらい大きくなりますよ。
かわいがってあげてください。
by ほるん (2010-10-26 09:16) 

くっきー

  >(#(°) ♡ (°)#)<

断捨離で 部屋が落着く 金魚鉢  ♪=^・◡・^=* 

^  0o0
ミ・。・ミ       819




by くっきー (2010-10-26 19:33) 

めう三毛女

ほるんさん、
15年ですか〜!長生きですね!
うちでは「大変丁寧なお取り扱い」をしがちなのは、
私です!(^_^;)
この間は水換えで、別の容器に金魚を移すために
網ですくった時、
コメットさんのウロコを一枚はがしてしまいました。
ダンナさんは、金魚にもとても優しいです・・・
でも、私も気をつけて、うちの子達も、
鯉?と思うぐらい大きく、長く
生きてくれたらいいなぁ、と思います。
by めう三毛女 (2010-10-27 17:01) 

めう三毛女

くっきーさま、
おぉ、こっ・・・これはっ、ハイクですね!
「落着く」にも二重の意味がある感じですね・・・
おまけに、かわゆい金魚さんの絵文字!
さすがくっきーさま、
ありがとうございます!
=^・◡・^=/♡
by めう三毛女 (2010-10-27 17:14) 

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