SSブログ
妖怪変化な日々 ブログトップ
- | 次の10件

福耳 LOVE♪ [妖怪変化な日々]

私の周囲には、福耳の家族が何人もいます。
私の祖父(既に亡くなりましたが)、私の母、
ダンナさん、そして、ダンナさんのお母さん・・・

私は小さい頃から、母の大きな耳たぶを触るのが好きでした。
だって、何かプニプニしていて、気持ちいいというか、癒されるんだもん。

別に触ったからといって、病気が治る訳でも、
人生の難問が解決したり、人間関係が円滑になったりする訳ではないのですが、
何となく触ってしまうし、触ると何か安心するのです。

何で触るのか?と問いつめられると、

「そこに福耳があるからだ。」

と、どこかで聞いたことのあるような、ないようなフレーズを
答えるしかないのです。

母の耳たぶは、とにかく面積が広いのでした。
面積が広いので、イヤリングも耳に直接飾りが貼り付くタイプの、
大きなデザインのものでないと、格好がつかないのでした。
繊細なチェーンで垂れ下がるようなデザインのものをしても、
非常にアンバランスで、
「あっ、虫か何か、耳にくっついてるよ。」と、人に注意されそうな感じになるのでした。

そして、母の父、つまり私の祖父は、耳全体がとにかくとても大きい人でした。
私が小3の頃に、医者の誤診で亡くなってしまったけれど、
大きく、強い心を持ち、それゆえに、人に対してものすごく優しい人でした。
周囲から生き字引と呼ばれるほどの知識を持ち、スポーツも万能だったらしい・・・
(良い人って、やっぱり神様から早めに呼ばれるのかしら・・・?)
私にもとても優しくしてくれて、
今思うと、幼い頃の私を広い心で、無条件に愛してくれていたなぁ、と思います。

この祖父が、もう少し長く生きていてくれたら、
私は人として、女として、もう少しまっすぐに成長できていただろうなぁ、と思います。
(まぁ、今はイエス様とダンナさんにお会いできたから良いけど・・・)

それで、祖父、母、と来たんだから、
私にも福耳が遺伝してくれれば良かったのに、私の耳たぶは、幸薄いのです。
薄いし、大きさも柿の種・・・の半分ぐらいしかないよ・・・(;o;)

そして、同じように幸薄いのが、私の父・・・同じ耳の形・・・(-_-;)

そうだよね・・・そういえば私の実家で、いつも貧乏臭いのは、父と私で、
母はいつもまるで、満州族の王様のようだったよね・・・
(母は時々、私の実家で「西太后様」と呼ばれていました。
だって、家で一番偉かったし、中国育ちで、感覚が大陸っぽかったから・・・
でも、恐れられている割には、あんまり大事にされていなかったかも・・・)

という訳で、幸薄い私がいつも福耳を求め続け、触り続けているのは、
貧乏臭い自分の飢え渇きを癒していたのかもしれない・・・?

それで、ダンナさんなのですが、
別に福耳だったからダンナさんとの結婚を決めた訳ではないのですが、
独身時代、デート中にダンナさんの横顔を見る度に、
「しめしめ、おいしそうな福耳♪、触ってみたいわぁ!」
と、密かな欲望を膨らませていたのでした。(やっぱり私って変態かなぁ?)

という訳で、当然ダンナさんの福耳は、
結婚後、ほとんど毎日のように妻に触られているのですが、
あれはちょうど、1年ほど前のことでしょうか、いつものように触っていると、

「めうさん、うちのK母の耳は、私のよりももっと大きいんですよ。
今は少ししぼんじゃったけど、全盛期の頃は、すごかったんです!」
と、ダンナさんが言うではないですか!

しかもダンナさんは、自分も福耳であるにもかかわらず、
やはりお母さんの福耳をよく触っていたのだとか・・・

そしておまけに、「今度、めうさんにも触らせてもらうように、
頼んでみましょう。」とダンナさんが言うではありませんか!?

えぇっ!?いくらなんぼ何でも、
そこまでKお母さんに甘えてしまっては、申し訳ないです・・・

と一応辞退していたのですが、
先日、Kお母さんの家でダンナさんと3人でお茶していた時に、
ダンナさんがとうとう、
「お母さん、ちょっとめうさんに、耳を触らせてあげて。
めうさんは、福耳を触るのが好きなんだそうです。」
と言うではありませんか!

そして、お母さんも「あら、そうなの?
昔の方がもっと大きかったんだけど、こんなので良かったらどうぞ。」
と言って下さり、耳を私の方に差し出して下さるではありませんか!

そこで、私もおずおずと手を伸ばし、触らせて頂いたのでした。

おぉ!うちの母の広い福耳とも、ダンナさんのしっかりとした福耳とも違う、
仏様のようにちょっと垂れ下がり、程よい薄さの、典雅な触り心地の福耳なのでした!

「あぁ、何か・・・とても典雅です。」なんてことを口走りながら、
プニプニと触り続ける私なのでした。

そのような訳で、自らは幸薄い耳の身でありながら、
自宅と実家と、お向かいのK母の家で、福耳を触り放題の、
贅沢な私なのでした。

今日もダンナさんの福耳をプニプニ・・・

神様、福耳の大切な家族をありがとう。(神様、こんなことで感謝されても、困惑気味?)

あと父よ、幸薄い耳でも、福耳の家族とともに強くたくましく生きて行こうね。
nice!(0)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

○ランチェンが好き [妖怪変化な日々]

最近、土曜日の夜にやっている、某お笑い番組を見ています。
本当は、最近流行りの、一発芸みたいなお笑いは、あんまり好きではないのですが、
たまぁ〜におもしろい芸人さんも出て来るので(でもやっぱり長めのコントが好きです。)
何となく見ているのです。

その中で、「バッカみたい!」と思いながらも心惹かれるのが、
○リムクラブの「快物○ランチェン」なのです。

出し物はワンパターンで、
フランケンシュタインに似た、ちょっとおばかな○ランチェンが、
毎回、ご主人様(彼を造った博士?)に命ぜられて何かにトライするのですが、
それがうまく行かずに、最後に頭を打って「思考停止」となる、
それでもめげずにニコニコ顔で、「いいよ!」と言って終わりになる、
それだけなのです。

それなのに、あの○ランチェンの風貌とか、声とか、動作とか、
そういうものになぜか惹かれ、
ふと気がつくと、お洗濯なんかしながら、彼の思考停止の歌?
「パニッパニ、パニッパニ・・・」を口ずさんでいたりするのです・・・

それで、他の人はどうなんだろう?と、ちょっとネットで調べてみたところ、

軒並み、
「どこがおもしろいのかわからない。」とか、
「気持ち悪くて、○ランチェンの時だけ音を消す。」とか、
「子供にしか受けないんじゃないか?」とか、
酷評がずらり・・・

そして、私のように彼に惹かれてしまう人間は、ごくごく少数派・・・
でも、その少数派は、大爆笑しているらしい・・・

う〜ん・・・これはやっぱり、妖怪であるかないかの違いなのか・・・
(一昨年ぐらいまでやっていた、崎陽軒の「中華まん」や「月餅」のテレビCMが
嫌いな人が多かったことを思い出しました。)
妖怪のはしくれとして、一抹の寂しさを感じた私なのでした。

そこで、ちょっとくやしいので、○ランチェンのどこがおもしろいのかを、
述べてみようと思いました。

まずは無条件に、あの、
バカみたいにステレオタイプの衣装やメイク(かぶりもの?)が良い!

あれは、誰が見てもフランケンシュタインのパロディとわかるための記号を、
すべて備えています。
(四角い頭、大きな体、大きな顔のパーツ・・・目はサングラスで見えないけど・・・、
ボーダーのシャツ、etc.)
しかも、かなりチープでフツーな感じの装いなので、
いわゆるホラー映画のようにお高くとまって、
人間とは一線をひいたところにいるのよ的な雰囲気をかもしだして、
人を恐怖の底に陥れるような奴ではなく、
かなり庶民的で、妖怪でありながら当たり前にその辺にいる奴、という感じがします。

それに加えて、あの緩慢な動作(ちょっとゆらゆら揺れている感じ)、ハスキーな声、
子供のように無邪気な笑顔、そして、
主人の求めに無器用ながら必死に答えようとする演技により、

本来気持ち悪く、怖い外見でありながら、
内面は純真で、人を疑うことを知らず、誰に対しても笑顔で対してしまう、
現代人が失ってしまった究極の「優しさ」や「人を信じる心」
といったものを持っている、というパラドックスが存在しており、
何とも魅力的に見えるのだと思います。

そして、何よりもすばらしいのが、
彼が、何の役にも立たないこと!
それなのに、あんなに純真な笑顔をしていること!
失敗した直後なのに、「いいよ!」と親指を立てることができること!

これは、実はスゴイことだと思うのです。
実は彼のキャラクターの中に、イエス様の片鱗さえ見てしまう私なのです!

少しだけ、遠藤周作の「おバカさん」を思い出します。

少数派だけど、○ランチェンがお好きなみなさん!
あの世界がわかる私達こそ、世界を救うのかもしれませんよ!
(急に大きく出てみました。ごめんなさい。)
胸をはって生きて行きましょう!

そして、このネタだけではあまり長続きしないかもしれないけれど、
れっきとした○本興業の芸人さんで、本当は他にも色々なネタをお持ちだという、
○リムクラブの今後の活躍に期待です。
nice!(2)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

真夜中の激写(バカな私達) [妖怪変化な日々]

私の「勝手に妖怪図鑑」にも載っている、I氏、

以前は、○HKのモスクワ支局長でいらしたのですが、
昨年帰国なさり、現在は○HKの解説員をなさっています。

ロシアで何か事件や政治的な動きがあると、解説員として、
○HKのニュースにご出演、ロシアの難しい政局も、国内の事情も、
わかりやすく、明快に解説して下さいます。

でも、容貌はやっぱり妖怪だわぁ・・・
はやりのピンクのネクタイをしていたり、
たまには知的にメガネをかけていたりするのですが、
あの妖気は隠せません!

という訳で、ロシアで何かがある度に、
ワクワクしながら○HKのニュースを見ている私とダンナさんです。
(朝の「○はよう日本」とか、夜の「○論・公論」あたりが、ねらい目です。)

そして昨日!ロシアの新しい大統領、
メドべージェフさんが決まったではないですか。

これは絶対、I氏ご登場に違いない、と思って○HK番組表を見ると、
夜11時半よりご出演の予定。

「めうさん、これはI氏を撮るしかないですね!」とダンナさんにたきつけられ(?)、
ビデオ録画の用意をし、
しかも同時に携帯で撮影の準備(テレビ画面をそのまま撮ろうという訳です)、

いつもは平日は11時頃には寝るのに(ダンナさんの朝が早いから)、
I氏を見るために、二人で起きて待っていました。

すると!11時40分頃になってやっと、ご出演です!

2ちゃんねる風に言うと、キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
って感じでしょうか・・・

そこで、早速ビデオを回し、私は携帯で撮影に挑みました。
もう、I氏が語る、ロシア政権の課題なんて、耳に入っていません。
ひたすらI氏のベストショットを撮るべく、携帯を構える私・・・

ところが・・・I氏は原稿を読むべく下を向いたまま、ほとんど顔を上げて下さいません。

撮れるのは、下向きの写真ばかり・・・

いやっ!やっぱりカメラ目線のI氏でないといやなの!と、
何度も撮りますが、カメラを見て下さるのは、ほんの一瞬、
いつもはもっとカメラ目線で、こちらを見つめて下さるのに・・・あぁ・・・何故・・・?

(今起こったばかりのニュースなので、
原稿をまとめてから、読むまでに時間がなく、
どうしても原稿をたくさん見なければならなかったのかもしれません。)

私が苦心しながら、なかなか満足なショットが撮れないのを見て、
それまで冷静にテレビを見つめていたダンナさんも、
いつしか自分の携帯を取り出し、いっしょに撮影を始めました。

こうして、夜中に二人で、
「あっ!今だ!」
とか、
「あぁ~、また下向き・・・」
とか、
「早くこっち向いて・・・」
なんて騒ぎながら、夜中の激写タイムになったのでした・・・。

でも、ほんっとに下向き写真しか撮れない・・・(T_T)

放送時間も終わりに近づいて来ると、ダンナさんが、
「最後には、要旨のまとめを言うはずですから、
その時は原稿を読まずに、カメラ目線で言ってくれるかもしれないですよ!」
と言うので、二人で最後の集中力と第六感を研ぎ澄ましていると・・・

やっと一枚だけ撮れました!
約20分間、二人で格闘した末の一枚に、
私達は、とても満足したのでした・・・。

それをここにアップしたい!と思ったのですが、
これって、○HKの著作権侵害とかになるのかなぁ?

それで、気がつくと、せっかくI氏が語って下さった、
ロシア新政権の抱える問題とか、今後の可能性とか、
そういうことは、全然耳に入っていない・・・

I様、ごめんなさい。
後で録画を見て、内容も理解するようにしますね。

・・・それにしても、すんごいバカだよね、私達って・・・

f(^_^;)f(^_^;)

それでも、I氏は私達のアイドル、大好きです♪
nice!(0)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

おかださんが気になる [妖怪変化な日々]

私は、あんまり芸能人というものに憧れるということはないのですが、
最近ちょっと気になるのが、

おかださん・・・

えぇと・・・お笑いのおかださんじゃなくて・・・

あの・・・最近、SPを主役にした深夜のドラマとか、
劇団○とりさん原作の映画とかに主演している、
○ャニーズ事務所の方・・・

特に本物に会いたいとも思わないし、写真を持ち歩きたいとか、
サイン欲しいとかは思わないのですが、
テレビなんかで見ると、ちょっとうれしい・・・

どうしてなのかよくわからなかったのですが、
先日、おかださんが、某テレビ番組で、
ご自分のことをしゃべっておられるのを見て、謎が解けました。

おかださんは、一人でいるのが好きらしい。
人と騒ぐのが苦手らしい。
黙っていてクール、とみんなに思われているけれど、
実は特に深遠なことを考えている訳ではないらしい。
一人で木彫りの熊なんか作って、家の前に置いておき、
子供が持って行くのを遠くから眺めて喜んでいるらしい・・・

そうか・・・この人は私と同じタイプの妖怪なんだ・・・
同じ匂いがするから、気になるんだ・・・

ということがわかったのでした。

最近おばさんになってから、割と誰とでもしゃべれるようになったけど、
基本的に、一人でいることが大好きな私。
仕事しないでずっと家に居ていいよ、と言われたら、
たぶん、喜んでずっと家に居るであろう私・・・
そして、一人で変なことを考えたり、やったりして、
悦に入るのが好きな私・・・

私にはおかださんの気持ちが、よくわかるよ。

でも、おかださんは、今をときめく芸能人で(しかも、○ャニーズの)、
容姿は整っておられるし、
その演技力はすばらしいのだろうし(あんまりよく知らなかったりする私)、
私なんかに、「わかるよ。」と言われても、迷惑かもしれませんが、

でも、妖怪に分類するならば、
とても近い種族になるような気がします。
何か、他人とは思えません。

なかなか女性を口説いたりもできないという、おかださん、
そういうおかださんを理解してくれる、良い人と巡り会えるといいね、と
めうおばさんは思ったのでした。


nice!(1)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

N先生の妖術(!?)に癒される。 [妖怪変化な日々]

私の妖怪図鑑(カテゴリ「勝手に妖怪図鑑)の、Nの項に載っている、
N先生に会いに行きました。

どうしてかというと、
9月に風邪をひいてから、体調がずっと悪く、
普段はお医者さんから逃げ回って、自力で治すんだい!と居直っている私も、
ここらでちゃんと専門家に原因を調べてもらって、
できればちゃんと治療したい、と思ったのですね。

そこで、どうせお医者さんに行くなら、
去年診て頂いて、私のお気に入りになった、N先生が良い!
(去年、丁寧に胆石の検査をして下さった)
と、電車に乗ってその先生のところまで行ったのですね。
(家から30分ぐらい)

約1年ぶりぐらいに会うN先生、
妖怪っぽい雰囲気と、
ダンナさんの次ぐらいに癒されるオーラと、
患者の話を丁寧に聞いて下さる態度と、丁寧な触診・・・

あぁ、やっぱりこの先生のところで良かったなぁ、と思いました。

大体自分の症状を申し上げ、(微熱、咳、倦怠感など)
この際、健康診断も受けたい、と申し上げると、
N先生自ら、血液検査の採血と、胸のレントゲン撮影をして下さいました。
それと、尿検査をして、診療は終わり。

金曜日に結果が出ることになっています。

それで、先生のところに行っただけで、妙に安心して帰った私は、
それ以来、2~3日に1回ぐらいは感じていた、
仕事ができない程の倦怠感がありません。
微熱もほとんどありません。(咳はまだちょっと出ますが)
薬も何も頂かなかったのに・・・

もしかして、あれは、心理的なものだったのか?
それとも、N先生が何か妖術を使われたのか?

わかりませんが、とにかくN先生のお陰であります。

う~ん、さすが妖怪のN先生!
今後も私の主治医になって頂こうと思います。


nice!(1)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

スッタカトちゃん世界デビュー [妖怪変化な日々]

メカブショッカーによる、野望実現の企み第1弾が、
世界に向けて発表されました!

メカブショッカー秘蔵っ子キャンペンガール、
スッタカトちゃんが、満を持して、ついに世界デビュー!
あの!ベートーベン作曲 交響曲第7番第4楽章の調べに合わせて、
歌い、踊る!!

出演・・・スッタカトちゃん、
演奏・・・めう三毛女、ダンナさん、
特別協力・・・つよぴー(ありがとー!)

効能・・・腹筋の鍛錬、ウツな気分の払拭、けんかの仲直り、ストレス解消、
     メタボリックシンドロームの解消、ラブラブの推進、
     胎教および安産、子供の情操教育、
     世界平和の実現、愛の伝染、エコロジー推進、

     特に、ベートーベンの原曲をご存知の方には、効能は倍加いたします。
     (ただし、効果が全くなくても、責任は持ちません)

さぁ!あなたもごいっしょに!
↓クリック!

http://www.youtube.com/watch?v=6Bj2w5b735w

 


nice!(2)  コメント(10)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

妖怪の巣窟に行く [妖怪変化な日々]

先日、今月から新しく講師として勤務する、
かつての母校である某音楽大学に、初めて行きました。

音大の先生って、どんな人々だと思いますか?
実は95%以上、みんな妖怪なんです・・・もちろん私もそうなんですが・・・
(5%は何かというと、妖怪でない、一般教養の先生・・・
こちらも実は別の大学の教授だったりして、妖怪が多いけれど・・・)

音楽関係でない方でもその辺、イメージして頂けるとすれば、
マンガ及びドラマの「のだめカンタービレ」に出てくるキャラが、
そのまま全部教師になって、しかもそれがいっぱいいる、
と想像してみて下さい。

・・・怖いでしょう?・・・

冗談ではありません。本当にそうなんです。

急に変なこと言い出したりするし、
変な言葉遣いしたり、変な挙動をしたりするし、
変なことにこだわっていたりもするし、
それぞれが普通とは違うオーラを放っています。

そんなのが、教師生徒を問わず、校内にいっぱいいるのです。
(自分も妖怪なので、人のことは言えません・・・)

特に、教師となれば、長年妖怪の道まっしぐらのつわもの達なので、
なおさらその妖気は強烈であります。

昔、自分が学生として通っていた頃は、
そういう妖怪の巣窟(=音大)に行くと、
その強烈な個性に生気を吸われたようになって、
自分が自分でいてはいけないような気分になっていました。

実際、よく、訳のわからないことで、責められたり、
怒られたりもしたし・・・

という訳で、妖怪のくせに共依存の私には、
とっても居心地が悪く、足を地につけられない感じだったのです。

でも、先日の私は、ちょっと昔とは違っていたかもしれません。

相変わらず、変な人がいっぱいいて、変なことを言われたり、
変な雰囲気にさらされたりして、
昔と同じ居心地の悪さは、確かに感じているのですが、
(それが私の本来の弱さなのです・・・)

妖怪の巣窟の只中にあって、
それぞれの妖怪を観察する余裕ぐらいは出てきましたし、
他の妖怪が何かブツブツ言っていても、あまり意に介さないし、

一人になっても、別にいいや・・・
(昔はなんだか、一人ぼっちになることに、恐怖を覚えていたように思います)

周りの人に、認めてもらえなくてもいいや・・・
(昔の私は、自分の能力を示せなかったり、けなされたりすると、
ものすごい不安に駆られていました)

そしてこれから、仕事をしていくうちに、失敗をしたり、怒られたり、
時には理不尽に責められたりすることもあるかもしれないけれど、

多分、前のようなひどいダメージを受けることは、
ないのではないか、と思います。

私がそういう風になれたのは、

単にをばさんになって、図々しくなった、ということもあるけれど、

やっぱり神様がともにいて下さって、
私がどんな状況にあっても、失敗しても、人にけなされても、

「おまえは大切な子だ」と言って下さることを
信じているからかなぁ、と思います。

カウンセリングで、自分のケアの仕方も学びつつあるし、
泣き言を「ふんふん・・・」と聴いてくれる、
優し~いダンナさんもいるし・・・(*^-^*)

前途多難だけど・・・(そうでもないかもしれないけれど)
がんばろう!
f(^_^;)


妖怪が好き [妖怪変化な日々]

昔から私は妖怪、あるいは、妖怪っぽいものが好きです。
(クリスチャン、ということはとりあえず置いといて・・・
そう、妖怪って言うのがまずければ、
人間のウラ側にあるもの、目に見えないもの、と言っても良いのです。)

例えば、幼少期に一番好きだったテレビアニメは
「ゲゲゲの鬼太郎」、「妖怪人間ベム」・・・
また、やはり幼少期にうちにあった画集で、一番好きだった画家は
「ダリ」(あの、柔らかい時計とか、燃えるキリンとかの)・・・

そして何と、ダンナさんも幼少期より、
鬼太郎が好きだったとか・・・

ダンナさんの方は、私よりも年上ということもあって、
テレビで「ゲゲゲの鬼太郎」をやる以前の、
「墓場の鬼太郎」、しかもマニアックな、貸本時代の鬼太郎まで読んでおり、
作者の水木しげる氏のことなら、大体何でも知っている、という人です。

そのような訳で、妖怪好き、
なかでも鬼太郎好きの二人が結婚してしまったものですから、
二人とも、「妖怪」とか、「水木先生」、なんて言葉には
敏感に反応するのであります。

独身時代のデートで、当然のなりゆきとして「水木しげる展」に行った私達は、
水木しげる先生の自画像Tシャツ、及び
めだまおやじTシャツを、ペアで購入し、
ここぞ!というイベントがあると、今も二人で揃って着て行く、
という馬鹿をいたします。

それはさておき、
私はそんなダンナさんと結婚したせいか、
ますます妖怪を探し当てるアンテナが、冴えているようで、
最近は、「妖怪っぽい人」と出会うことが多いようです。
(そういえば、私の日記に登場した、謎のおばさんTさんも
ある意味妖怪っぽい人です。)

実は今、私には密かに何人か気になる「妖怪っぽい人」がいるのです。
一人目は、ダンナさんのおかあさんのリフォームを設計して下さった建築士さん。
それから、二人目は昨日病院で私を診て下さった先生。

その風貌というか、オーラというか、全体の雰囲気に、
タダモノではないものがあり、しかも、なかなかチャーミングであり、
妖怪好きの私は、都会のビルの谷間でモグラに会った時のように
(会ったことはありませんが)
喜んでしまうのです。

・・・といっても、多分その方々は、
この社会で普通に暮らしておられる、立派な社会人なのだと思います。

でも、何かこの世の価値観とは違う、
クセのある部分を持って、そのクセゆえの悲しみとか、タメイキとか、
寂しさなんかも背負いながら、
それでもこの世を淡々と生きているような気がするのです。

そして、多分、とても優しく、良い人(妖怪)だ、と
勝手な私の思い込みかもしれませんが、密かに思っています。
出会い方によってはお友達になれそうな気がします。

みなさん、妖怪は良いです!
現代の波なんかに迎合しないで、ぜひ妖怪のままでいましょう!
妖怪の方がずっと豊かですてきな人生になります!

あ・・・なぜか妖怪のススメになってしまいました・・・
ごめんなさ~い(^_^;)


nice!(1)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

2006-02-02 [妖怪変化な日々]

ここ数日崎陽軒のテレビコマーシャルの歌に取りつかれて困っています。
怪しげなあやつり人形が歌って踊るやつ・・・
(中華まん編と月餅編の両方・・・)
食事の支度をしている時、洗濯物をたたんでいる時、
そして今だって、頭の中であの歌がぐるぐる回って・・・ひぇ~~~


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感
- | 次の10件 妖怪変化な日々 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。