セミナーを受ける(ひとりごとっぽい感想) [炊き出し日記]
先日試運転を始めたばかりの、tenohasiお手伝い班の多くのメンバーで、
ある団体が主催する、精神障害者支援スキルアップセミナーに参加しました。
前半は、アルコール中毒の原因や症状、治療、支援のあり方についてのお話、
後半は、発達障害(特に自閉症)の支援のあり方や、将来のヴィジョンについてのお話、
いずれも、素人の私には、初めて伺うことも多く、とても内容の濃い学びになりました。
単に学問的なことにおさまらず、
日々現場で治療や支援にあたっている先生方だからこそわかることがあり、
tenohasiで活動する私達にも、あぁ、これはこういうことだったんだ、とか、
こういう時はこうすれば良いんだ、ということを、
単にノウハウを知って活用して、ということではなくて、
もう一つ扉を開けるための知恵として聞くことができたように思います。
一方、私にとって、「???」
と今後の課題になったこともありました。
それは、セミナーの最後のディスカッションでも話題になったことなのですが、
支援活動における、「線引き」ということについてです。
私は、個人的なことを言うと、かつてアダルトチルドレンでした。
それで、自分らしさを取り戻すために、訓練をしたことが、
自分で自分の領域を守り、侵入して来るものがあったら、ちゃんと拒否する、
ということでした。
専門用語で言うと、「バウンダリー(境界線)」をしっかりと引き、
自分を守り、自立する、ということでした。
だけど、そのディスカッションの時に言われたことは、
「支援活動の時に、大いに相手に巻き込まれちゃって下さい。」とか、
「線引きが必要ない位置関係がある。」
ということでした。
何となくわかる・・・確か、「べてる」がそういう感じ・・・
でもその、「巻き込まれちゃう」のは、「共依存」とは違うものだと思う。
なぜなら、「べてる」の人々は、ちゃんと精神的に自立していたから。
(自立しているから、問題ありませ〜ん、ということではなくて、
問題があるまま、自立してニコニコしている・・・という感じ)
その辺が、まだ、う〜〜ん・・・よくわからない。
でも多分、その辺の距離感や立ち位置がわかった時に、
私の支援のあり方は、もっと前進できるような気がします。
(イエス様の「隣人」へのあり方に少し近づけるのかもしれない)
新しいチャレンジ・・・ということになるのかなぁ・・・?
ある団体が主催する、精神障害者支援スキルアップセミナーに参加しました。
前半は、アルコール中毒の原因や症状、治療、支援のあり方についてのお話、
後半は、発達障害(特に自閉症)の支援のあり方や、将来のヴィジョンについてのお話、
いずれも、素人の私には、初めて伺うことも多く、とても内容の濃い学びになりました。
単に学問的なことにおさまらず、
日々現場で治療や支援にあたっている先生方だからこそわかることがあり、
tenohasiで活動する私達にも、あぁ、これはこういうことだったんだ、とか、
こういう時はこうすれば良いんだ、ということを、
単にノウハウを知って活用して、ということではなくて、
もう一つ扉を開けるための知恵として聞くことができたように思います。
一方、私にとって、「???」
と今後の課題になったこともありました。
それは、セミナーの最後のディスカッションでも話題になったことなのですが、
支援活動における、「線引き」ということについてです。
私は、個人的なことを言うと、かつてアダルトチルドレンでした。
それで、自分らしさを取り戻すために、訓練をしたことが、
自分で自分の領域を守り、侵入して来るものがあったら、ちゃんと拒否する、
ということでした。
専門用語で言うと、「バウンダリー(境界線)」をしっかりと引き、
自分を守り、自立する、ということでした。
だけど、そのディスカッションの時に言われたことは、
「支援活動の時に、大いに相手に巻き込まれちゃって下さい。」とか、
「線引きが必要ない位置関係がある。」
ということでした。
何となくわかる・・・確か、「べてる」がそういう感じ・・・
でもその、「巻き込まれちゃう」のは、「共依存」とは違うものだと思う。
なぜなら、「べてる」の人々は、ちゃんと精神的に自立していたから。
(自立しているから、問題ありませ〜ん、ということではなくて、
問題があるまま、自立してニコニコしている・・・という感じ)
その辺が、まだ、う〜〜ん・・・よくわからない。
でも多分、その辺の距離感や立ち位置がわかった時に、
私の支援のあり方は、もっと前進できるような気がします。
(イエス様の「隣人」へのあり方に少し近づけるのかもしれない)
新しいチャレンジ・・・ということになるのかなぁ・・・?
ホームレスの方々の中には、発達障害をもつ人がかなり含まれていると
考えられます。普通の人の「あたりまえ」が、発達障害を持つ人にとっては
『大変な出来事』になってしまうことがあるんです。
お勉強してくれて、ありがとう。
発達障害児の親として、感謝します。
by ほるん (2009-10-05 18:00)
めうさんの行動には頭が下がります。
私もホームレス時代(現在もですが)
大変お世話になっていたにも関らず
何も協力していないので情けないです。
by Tatuo (2009-10-05 18:26)
「線引き」・・・自分なりの「一生のテーマ」の思いが
しているトピックです。
線引きとか距離感とか・・・どうしても、言葉(特に日本語のサウンドが
いけないのかなぁ)が「冷たい」サウンドですよね・・・
でも・・・う~ん。
福祉の世界で昔から、「頭は冷たく、心は熱く(暖かく)」という
これまた、フレーズ的に、ほかほかとしたフレーズではないのですが・・・
でも表現は何であれきっと、ひとつ・ひとつケースby ケースで
それらを臨機応変に対応できるかどうかぁ・・・・
一生の課題です・・・
by さんび (2009-10-05 18:54)
ほるんさん、
おっしゃる通りです。ホームレスの方を支援しよう、
と活動していたら、発達障害や精神的な病気を持った方が
あまりにも多いことがわかって来た、という感じです。
幸いtenohasiには、何人も精神科医や臨床心理士の方がおられて、
ことあるごとにアドバイスをして下さるので、心強いです。
一般のボランティアの私達も、更に勉強して行きたいと思っています。
by めう三毛女 (2009-10-05 20:10)
Tatuoさん、
Tatuoさんは、また別のボランティアやイベントに積極的に
参加なさっていて、
多くの方々の力になっておられて、偉いなぁ、と思います。
またご縁があったら、ごいっしょに活動できたらうれしいですけれど、
でも、すべて御心とTatuoさんのご意志のままに、と思います。
by めう三毛女 (2009-10-05 20:15)
さんびさん、
そうですか〜、わがあね〜ご、さんびさんにも、
一生の課題と言わしめるような、難しい課題なのですね・・・
> ひとつ・ひとつケースby ケースで
> それらを臨機応変に対応できるかどうかぁ・・・・
そうですよね、ひと言でこうすれば良い、みたいなものはなくて、
一つ一つ、自分がどこまで踏み込むか・・・
似たようなケースでも、全く違ったりする訳で・・・
最後はやっぱり祈るしかないのかなぁ・・・
by めう三毛女 (2009-10-05 20:22)
さくらそうさん、niceをありがとうございます。
by めう三毛女 (2009-10-10 10:27)
Shinさん、niceをありがとうございます。
by めう三毛女 (2009-10-10 10:28)