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無線LANで同期する私達 [おのろけ]

ダンナさんと私はかつて結婚前に、教会で牧師先生から、
結婚カウンセリングというのを受けました。

その時に、繰り返し先生から言われたことは、
男と女はとても違うので
(実際どんなに違うか、ということを様々な例をひいて教わりました)、
お互いにその違いを認め合って、尊重し、受け入れ合うことが大切、
ということでした。

また、一時流行った、「話を聞かない男、地図が読めない女」

話を聞かない男、地図が読めない女—男脳・女脳が「謎」を解く

話を聞かない男、地図が読めない女—男脳・女脳が「謎」を解く

  • 作者: アラン ピーズ, バーバラ ピーズ
  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 2002/09
  • メディア: 文庫

とか、「この人と結婚していいの?」

この人と結婚していいの?

この人と結婚していいの?

  • 作者: 石井 希尚
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2002/11
  • メディア: 文庫

などを読んでも、男女がどんなに違うか、
ということが書かれてありました。

だから、私もかなり覚悟して結婚したのです。
結婚して、お互いに慣れて来ると、地が出て来るので、
男女の違いを認め合う努力をたくさんしなくてはならないだろう・・・と。

(うちの両親なんか、違いを認め合うのではなくて、
「こんなはずではなかった・・・」とお互いに自分の思いを譲らないで
よくけんかしているので、それを見て来た経験からしても、
夫婦生活というのは、相当大変なのだろうと思って来たのです。)

ところが・・・

うちのダンナさん、結婚して3年目に突入した今も、
全然変わらないんです。

ずっと優しいし、私の話も真面目に聞いてくれるし、
毎日私をほめてくれます・・・
いっしょにいるといつも安心して、幸せを感じます。

そして、私は・・・どうなんだろう?
ダンナさんが実際、私からストレスを感じているかどうかは
はなはだ自信がないのですが、
(部屋が汚いことでは、ストレスをかけてしまっていると思います。(;o;)
でも、今、努力中です)
私の感覚では、こんなに優しいダンナさんに、
自己中な思いをぶつけることなんてできない、という感じです。

毎日ダンナさんの優しさを尊敬するばかり・・・
でもあんまり可愛いので、時々いじって遊んでしまいますが・・・(^_^;)

やっぱりダンナさんが天使だからなのかなぁ・・・?

また、それとは別に、結婚してから間もなくわかったことなのですが、
私達はいっしょにいる時、同時に同じことを考えたり、
同じことを言ったりすることがとても多いのです。

そして、好きなものについても、詳細は多少違っていても、
ベクトルは大体同じ方向です。
(妖怪好き、秘境駅好き、音楽好き、読書好き、
休みの日はできれば寝ていたい、
ホームレス支援活動にヨロコビを感じる、
私はクリスチャンでダンナさんはクリスチャンではないけれど、
不思議なことに人生観や宗教観に共感できる、etc.)

歌う歌(昔の流行歌とか、アニメ主題歌とか)も、
ほとんど同じだったりします。
一人が歌い出すと、もう一人が必ずそれに合いの手を入れます。

(ただし、ダンナさんがよく、お皿を洗いながらやっている、
交響曲の1楽章分を最初から最後までそらで歌う、
しかも内声部まできちんと拾って歌う、というような芸当は、
私にはできません・・・ソナタ形式の提示部ぐらいはいっしょに歌えても、
展開部で私はもうダメになります)

いわゆる「あ・うんの呼吸」みたいなものが、
結婚当初から私達の間にはある、
合わせようと思わなくても合ってしまう、
という部分があるようです。
似たもの夫婦というやつでしょうか・・・?

この現象を、私たちの間では、
「無線LAN」と表現しています。(^_^;)

でももちろん、結婚って人それぞれ、
色々な結婚があるのだと思います。

うちの両親のように、「合わない!」という葛藤の中から、
お互いに学ぶ御夫婦もあるでしょうし、

思いもしなかった苦労を二人で背負いながら、
でも、それによって、神様の御業を体験する御夫婦も
あるでしょうし・・・

そういう意味では、ダンナさんと私は、お互いに弱い人間で、
(ダンナさんは天使だけど)
しかも中年になるまでず〜っと一人で寂しかったから、
似たもの夫婦であることで今はまず癒されるように、
と、神様が憐れんで下さっているのかもしれません。
(もちろん、これからどんな風に導かれるのかはわかりませんが)

よくけんかしているうちの両親も、
母が文句を言って、父の手綱をしっかり握ることで、
二人で前へ進んでいる、という意味では、
とてもバランスが取れていると思います。
あの怖い?母がいなければ、
父は今の仕事を続けて行くことができなかっただろうと思います。
そういう意味で、父にとっては、母が最良の「助け手」だったのかもしれません。
(実際、何回か「今の仕事をやめたい。」と言って、母に怒られているのを
見たことがありましたっけ・・・(^_^;))

どんな結婚も、結婚にたどり着けたからには、
神様の最善の御計画、
日々の結婚生活も神様の導き、

と、そう信じたいと思います。


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ラミーキッズ

マレさん(石井 希尚さん)の本は私も常に参考にしています。
結婚される方々のためにこの本を使ってカウンセリングをすると
すっごく楽しい雰囲気になります。よい関係を築くためには
お互いの違いを受け止めることなんですね。

めう三毛女さんのダンナさんも必ず救いに導かれると
私は確信してますよ〜。(^_-)
by ラミーキッズ (2007-07-20 07:24) 

まっくろくろすけ

「無線LAN」ですか。
なんだかうらやましいです。
とっても素敵ですね。
ごちそうさまです。
by まっくろくろすけ (2007-07-20 08:06) 

newriverspirits027

無線LAN、素敵な表現ですね。
・・・・ちょっと、札幌が暑くなりました。
by newriverspirits027 (2007-07-20 12:58) 

めう三毛女

ラミーキッズさん、
ありがとうございます。ダンナさん、最近は、
「私もいずれクリスチャンになる予定です。」
と言っています。
すると、予定はあるらしいので、
あとは神様がダンナさんに教えて下さるであろう、
「その時」の訪れを待ち望みたいと思います。
by めう三毛女 (2007-07-22 12:31) 

めう三毛女

まっくろくろすけさん、
いつもバカップル度全開100%ですみません。
でも、まっくろくろすけさんの畑のおいしい野菜達には、
かないません・・・
by めう三毛女 (2007-07-22 12:34) 

めう三毛女

nyakkoさんちとわが家とも、無線LAN程ではありませんが、
何らかの電波のやりとりがあるような気がします。
nyakkoさんも、誰かと濃厚な無線LAN開通の日がきっと・・・!!
by めう三毛女 (2007-07-22 12:37) 

さくらそう

無線LAN、うちは時々悪循環です。
あ、きっとこんな文句を言うぞー、と思ってたら、やっぱり、とか
たぶんこんな風にしちゃうだろうなあ、なんて思ってたらやっぱり。
悪いところばかりが見えてくる、長い生活の中で。
神様に祈って、ハッピーな無線LANに変えていただこうと思います。
by さくらそう (2007-07-23 22:02) 

めう三毛女

さくらそうさん、
なるほどー、長く夫婦を続けておられると、
そういう無線LANも働くのですねぇ。
でも、そういうのもあってこそ、本当の夫婦なんだろうなぁ、
良いことも悪いことも共有し合ってこそですよね。
さくらそうさんちにも、
ハッピーな無線LANがたくさんありますように!
by めう三毛女 (2007-07-24 12:32) 

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